
ここで検証するのは、クロマキー合成のスクリーンが100円均一で売っているもので代用できるのか?になります。
ソフトは、「Veescope Live Green Screen App」等の無料のアプリでクロマキー合成ができるアプリがあるので、そちらをご利用下さい。
無料でクロマキー合成ができるのですから、便利な時代になりました。
購入場所と使った材料は?
今回は、DAISOに行ってみました。東京都墨田区錦糸町にある大型店です。クロマキー合成は、緑でなくても同一色であれば何色でも可能ですが、やはり無難な色は緑です。
材質は紙でもできますが、やはり布系が無難でしょう。
ソフトは、無料アプリではなく、市販品として日本で最も多く販売されているという「Power Directer」を使用します。
- 100円均一の店舗:DAISO
- スクリーン:緑色の布 ※下記の画像参照
- ソフト:Power Directer
DAISOの裁縫コーナーで、緑色で最も大きいものがこちらの商品でした。裁縫布のフェルト(Felt)という商品で、サイズは70×60cmです。グリーンと書かれています。
少し緑が濃い印象です。黄緑があれば、より市販のクロマキー合成用のスクリーンの色に近いのかもしれません。
検証について
①購入した布を床に敷いて、近くにあったGショックの時計を撮影してみました。

②この海の写真の上に、時計を載せてみます。

③Power Directerを使用して背景を抜きます。

検証結果について
特に問題なく合成することができました。熟練度の高い方なら、境目をぼかす等、技術的なことでもっときれいにできるかもしれません。
今回は床に敷いてい撮影しましたが、壁に貼っても上手くいきます。
問題点は?
100円均一で売っている布でもクロマキー合成は問題ありません。十分に合成することができます。
しかし、100円均一はどうしても値段の都合のため、大きいサイズがありません。今回は「70×60cm」の布を使いましたが、布としてはこれが最大でした。
これでは、ペットとった小動物や小物類しか撮影できません。解決策として、繋ぎ合わすという方法がありますが、なかなか大変だと思います。
レジャーシートであれば多少大きいものがあるので試してみる価値はありますが、青系が多いということ、オシャレな柄物が多く同一色のシートが少なくなっていること、シワが伸ばしにくいという難点があります。
サイズに応じて、100円均一で済ますか、Amazon等で購入するか検討する必要があります。ただ、クロマキー合成というものを試してみたいだけという用途であれば、無料アプリと100円均一の布で問題ありません。